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2008.07.23

荒木村重と妻の和歌

伊丹城に残された荒木村重の妻ダシが夫に送った和歌

 「霜がれに残りて我は八重むぐら
   難波の浦の底のみくづに」

※葎(むぐら)・・・八重葎など荒地や野原に繁る雑草の総称。

荒木村重の返歌

 「思ひきやあまのかけ橋ふみならし
   難波の花も夢ならんとは」

枯れ朽ちる雑草に自分を重ねる妻。がんばってきたけれど
夢で終わりそうだと、なぐさめの言葉もでない無念の夫。
"いろは"も言葉につまります。
和歌参考:「現代語訳・信長公記(下)」

●妻:荒木ダシ("たし"との表記もあり)の"ダシ(Daxi)"は受洗名。
村重が信長に敵対したため京都で斬罪に処されます。
21歳だったそうです。

他の村重の和歌はこちら

投稿:by いろは 2008 07 23 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック