« 細川ガラシャの辞世 | トップページ | 富樫政親の和歌 »
2004.11.23
吉川元春の和歌
「はてし憂き心も知らで朝夕になれにし宿の秋の初風」
●吉川元春【生没】享禄3年(1530)~天正14年(1586)
続眺望集より。"いろは"も秋風が吹くころには
感傷的になったり人恋しくなったり物憂げになったり
します。戦国武将も同じなんですね。
「はて」には「最終」や「最後」という意味があります
ので、死期をさとっていたのかもしれません。
この和歌は何年に詠まれたものかは不明ですが、
元春は天正14年11月15日に病没。ちょうど
秋頃ですね。
吉川元春は毛利元就の二男。母方の安芸国山形郡の
豪族吉川興経の養嗣子となって家督を継ぎます。
弟の小早川隆景とともに毛利家を輔佐して
毛利両川と称されました。父元就とともに尼子義久を
降伏させるなど武功をあげますが備中高松城の合戦
では講和を結び、本能寺の変後、秀吉の配下になるの
を拒んで、家督を長男元長に譲りました。
天正14年毛利輝元の要請を受けて九州に出陣中に
病没。享年57歳でした。
投稿:by いろは 2004 11 23 | 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/60018/2038048
この記事へのトラックバック一覧です: 吉川元春の和歌:
コメント
こんにちは。なおです。
元春って意外に若くて没していたんですね。
意外でした・・・
>秋の初風
いい響きですね(^^)
投稿者: なお (2004/11/23 11:22:41)
こんにちは。"いろは"です。
>秋の初風
ほんとにいいですねぇ。
秋かなって思う風が吹きはじめるのは
なんかわかりますよね。
今は「冬の初風」が吹きはじめて
いますね。寒い・・・。
どうぞお風邪などひかれませんように。
いつもありがとうございます。
投稿者: いろは (2004/11/23 11:53:16)
こんばんは、先日ご来訪頂いたo_sole_mioです。
毛利一族の吉川元春ということで思わず反応してしまいました。
元春は、毛利一族でも勇将の評判の高い武将で自ら参加した合戦には負けたことがなかったと言われています。
一方で元春は自分の嫁選びの時に不美人で評判の熊谷信直の娘がよいといって周囲をあわてさせたそうです。理由を問われ「熊谷信直の娘は評判の不美人だが、自分が嫁にもらえば信直も面目が立ち、それを恩義に感じて毛利に尽くしてくれるだろう。」と答えたそうです。(この話はフィクションだという説もありますが)
しかし元春は夫人との夫婦仲はよく、元春は側室を持たなかったそうです。そういえば弟の小早川隆景も子供ができなかったにも関わらず側室は持たず夫婦仲は非常に良かったそうです。
毛利家には嫁いできた女性を大切にする家風があったのかもしれません。
投稿者: o_sole_mio (2004/11/23 23:53:52)
こんにちは。"いろは"です。
元春の人柄が偲ばれるエピソードですね。
強い武将のイメージはありましたが、
とても優しい面もあるんですね。
なんだか嬉しくなってしまいます。
嫁ぐなら毛利家ですね!
(もらってもらえるかは別として・・・)
貴重なコメントをどうもありがとうございました。
投稿者: いろは (2004/11/24 0:48:18)
やっと、功名が辻を読了いたしました。
内容はともかくとして、また司馬遼太郎氏の愛に触れて
一層私は、戦国を生きた男に感じました。
投稿者: hit (2004/11/27 21:46:13)
こんにちは
与六です。
吉川元春公は独特の右上がりの筆跡が「強い武将」の印象そのままですね。
弟の小早川隆景公のおだやかな字とは違う感じがします。
地元では関ヶ原で完全に分離した分家の小早川よりも吉川の方が断然人気があります。
でも広家はいまいち評価が低いです。
投稿者: 与六 (2004/11/27 23:45:58)
hit様 こんにちは。"いろは"です。
「功名が辻」読破、お疲れ様です。
著者の愛に触れて・・・というのが
いいですねぇ。気になります。気になります。
私もその愛を感じたいので、早く
「功名が辻」を読まなくては・・・。
楽しみです。いつもありがとうございます。
投稿者: いろは (2004/11/28 16:51:27)
与六様 こんにちは。"いろは"です。
へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~です。
はやり文字に人柄がにじんでしまうものなのですねぇ。
私もペン習字でも習わないと・・・(笑)。
吉川の方が断然人気があるというのも地元ならでは
ですね。「広家」は以前の大河ドラマの関が原シーン
で「コウチュウでござる!」といいはなっていた
姿が焼きついています。^^
いつもありがとうございます。
投稿者: いろは (2004/11/28 16:52:42)


