« 津軽為信の和歌 | トップページ | 大谷吉継の和歌 »

2004.11.19

平塚為広の和歌

「君がため捨つる命は惜しからじ
           つひにとまらぬ浮世と思へば」

●平塚為広【生没】?~慶長5年(1600)

 平塚為広は豊臣秀吉の臣。小牧長久手の戦い、
小田原征伐に戦功があり印旛守に任じられ5万石を
与えられました。次いで、美濃垂井1万2千石を領し
秀頼に近侍します。関ヶ原の戦いでは大谷吉継の
使者として石田三成を佐和山に訪問。伏見城攻略後、
関ヶ原の前線で戦います。しかし小早川秀秋の裏切りを知り
本体(大谷吉継隊)支援のため兵をまとめて引き返し、
背面の敵と激戦。敵の兜首2個を吉継に送りましたが
戦死します。この歌は大谷吉継との贈答歌になっています。
君(大谷吉継)のためにささげる命は惜しくありませんという
信頼関係は本当にすごいですね。そういわせるだけの
大谷吉継も"いろは"は個人的に大好きです。

この和歌は三河後風土記下巻第三十九
「大谷平塚戸田討死附西軍敗走の事」より。
常山紀談巻之十三にもこの贈答歌があり、
こちらには

「名のために捨つる命は惜しからじ
            つひにとまらぬ浮世と思へば」

となっています。明日かあさってにはこの歌に対する
大谷吉継の返歌をご紹介できればと思いま~す。

投稿:by いろは 2004 11 19 | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/60018/2002564

この記事へのトラックバック一覧です: 平塚為広の和歌:

コメント

コメントありがとうございます。
吉田松陰も申されておりますが、どういった人物にもその人なりに、四季がありそれぞれの生き様を残していくものですよね。将来が希望に満ちている人、失望に満ちている人、それぞれに。それが浮世の面白さなのかもしれません。

投稿者: hit (2004/11/19 2:46:34)

おはようございます。

吉継の歌楽しみです(^^)

投稿者: なお (2004/11/19 9:11:13)

こんにちは。"いろは"です。
「それぞれの生き様を残す」。
なんだか究極の歴史って感じですね。
自分達もその歴史の中を今、
生きているのですねぇ。
一日、一日を大切にしなくては・・・
でも、お互い早く寝ないと
いけないですね(笑)
ありがとうございました。

投稿者: いろは (2004/11/19 11:24:36)

"なお"様。おはようございます。
"いろは"です。明日は所用が入って
しまい大谷吉継の返歌は
日曜日のアップになりそうです。
いつもありがとうございます。
また見てくださいませ~。

投稿者: いろは (2004/11/19 11:28:38)

 有楽斎です^^
 いいですね~
 ここは熱い歴史のフィールドになってきましたね。
 歴史好きな方ってどこか奥深い。
 熱く語る言葉は言霊になって過去へトリップします。
 
 あるサイトで読んだのですが
 好きな時代がある方というのは
 ちゃんと理由があるのだそうで、
 その時代に生まれていたことは
 間違いないのだそうですよ^^

 hitさんも幕末の志士だったのかも知れないし
 いろはさんは、それこそいろは姫だったのかも^^
 ロマンありますね~^^

 有楽斎

投稿者: 有楽斎 (2004/11/21 0:41:36)

こんにちは。"いろは"です。
そうなんですか!そうなんですか!
私が伊達政宗の娘:五郎八姫だった???
(五郎八と書いて"いろは"と読みます。)
ロマンがありすぎて今日は眠れないかも(笑)
先日、歴史人物占いなるものに挑戦したら
「春日の局」タイプと結果が出て、
微妙~な気分になっていたところでした。(笑)
前世の記憶を取り戻した~い"いろは"です。
ありがとうございました。

投稿者: いろは (2004/11/22 1:07:21)

コメントを書く