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2004.11.16

太田道灌の辞世

「昨日までまくもうぞうを入れおきしへむなし袋今破りてむ」

●太田道灌【生没】永享4年(1432)~文明18年(1486)

「まくもうぞう(莫妄想)」は禅家の語。妄想することなかれ。
判断、分別に陥ることを戒め、転化して逆に妄想の意に
使われていたそうです。「へむなし袋」は役に立たぬ、
何のとりえもない肉体の意。直訳すると昨日まで妄想を入れて
おいた肉体を今破ろう・・・といったところでしょうか。
歌人としても多くの歌を残している太田道灌(おおたどうかん)
は扇谷上杉氏の譜代の家人です。父・道真とともに、
江戸・川越・岩付(岩槻)の3城を築きました。
善政で人望を集めましたが主君の上杉定正に抹殺されて
しまいます。道灌にとっての妄想とは?主君に信頼されている
と思っていたことかもしれません。信じていたのにぃぃぃ。
信じて尽くしてきた主君に抹殺されてしまう悲劇の辞世ですね。
(涙)

投稿:by いろは 2004 11 16 | 固定リンク

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コメント

 有楽斎です。
 そうなんですか。
 主君に殺されちゃったんですね・・。
 うむ~、彼は敢えて歌に詠んだということは
 どこか人を信じ切れないところもあったのかも・・
 知れませんね・・・。
 それは彼のみぞ知るということでしょう^^;
 しかし、彼の築いた城が今も残るというのは凄いですね。
 皇居の中には武蔵野の原野を
 そのまま残した庭園があるとか。
 彼もまたそれを眺めていたのでしょうね。
 興味深いです。

 有楽斎
 

投稿者: 有楽斎 (2004/11/17 0:01:35)

こんにちは。"いろは"です。
いつもありがとうございます。
以前に佐々成政の辞世は太田道灌の辞世に
そっくりなことに気づきました。
(太田道灌の方が先に亡くなっています。)

佐々成政の辞世

是非是非、見比べて下さいませ~。

投稿者: いろは (2004/11/17 2:47:13)

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